パワーホライズン

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漫画語りのリハビリとして始めたこのブログ、私にとっては意味のあるものだった。
役割は私の中では終わった、終わっていた。
自分にとってのわだかまりが解消できたからだ。
ここを放置していたのは名残惜しさもあった。
が、ここに帰ってこない以上それは不誠実だったかもしれない。
ブログとしての体裁が成り立っていたかは疑わしい、が、それでも見てくれる人はいた。
有り難い事だ。
インターネットのどこかで名を変え場所を変えまたお会いできたら。
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おりもとみまな「メイドいんジャパン」完結 傑作じゃないかこれは

久しぶりの更新だがシレっと書く。書き方忘れて色々歪かもだがそれも味。なのだよ。
メイドいんジャパン 4 (チャンピオンREDコミックス)メイドいんジャパン 4 (チャンピオンREDコミックス)
(2010/08/20)
おりもと みまな

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女装してメイドになることを強要された男が、「仕えるべき主人」に出会い、真のメイドとしてめざめる物語。4巻で完結となった。

凄かったのですよ。

この「すげー」は言葉にするとヤボになる気もするけど言葉を模索しながら作品を自分なりにたぐる作業と言いましょうか、そういうのも大事なんだと思います。


まず、この漫画はギャグ漫画だ。そして、この漫画はちょっとひねったエロコメでもある。
設定・人物・展開の荒唐無稽さ。少年女装メイドは倒錯したエロを生み出す。牛乳で露出狂、自称レズなお嬢様はそのエッチハプニング巻き込まれ体質と傲慢さで作品を引っ張る。主人公を導くララァポジションにはふたなり少女、ラスボスが中年男メイドと、混沌としている。



この作品がどういう着地を決めるか、と思っていたら…「親に愛されなかった少年と親に過剰な愛情を注がれる少女が、互いに親の鎖を断ち、2人で生きていくことを決める」というメチャクチャ真っ当なボーイ・ミーツ・ガール成長劇の順当なゴールを決めてて驚愕した。
凄く見事に決まってるんだもんびっくりした。

ヒロインである娘溺愛で、彼女を絶対的な存在にするために暗躍してきたラスボス「父親」を、限りなくモブキャラに近いザコキャラの一少女が「それはただの親の欲目だバーカ」と一蹴するのなんかも、爽快だ。ヒロインは自ら親の庇護から抜ける。


息子を苦しめる様をどこかコメディタッチで描かれてきた主人公の母親も、ついには「本気の拒絶」を見せる。イエスマンでしか無かった少年の、「精神的な親=絶対者殺し」。それでも親への愛を完全には断てない少年の優しさ。


言っておくけど、「ストーリー漫画として評価」しているわけじゃないの。傍から見りゃ滑稽でバカバカしいんだけど、登場人物みんな本気なのよ。本気だからこそギャグに熱が入る。シュールギャグの心地良い距離感とは対照的な、熱苦しいエネルギッシュな笑い。どっかの誰かが言ってた「シリアスな笑い」なんてクソみたいな概念はどうでもいいんだよ。本気のギャグ、がここにあった。

あーあとモン太と六十四のやりとりは魔法少女猫X思い出させたな。強く恋焦がれる気持ちを「差別心」が抑えつけ、過剰にする。それが最後には決壊する。美しさや道徳からかけ離れた生々しい感情がある。

パワーホライズン おりもとみまな
過去の記事を読み、ダブルスタンダードや冗長さを笑おう。もっとも、現代の自分を肯定したいあまり過去を否定する姿もまた醜い。

2010年2月の購入予定漫画

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異種とわかりあう恋愛譚 恋愛遊星

恋愛遊星 (MFコミックス アライブシリーズ)恋愛遊星 (MFコミックス アライブシリーズ)
(2009/12/22)
倉橋 ユウス

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まっすぐな視線が印象的な、力強く清々しい恋愛譚。

異星人が地球に暮らす世界。
異星人という「異種」との交流。異種との恋愛。


例えば「寄生獣」や、「ミノタウロスの皿」など、「異種の視点を通して「価値観・倫理観は自分達が作ったもので、その中でしか通用しない」ということを外から描く物語」がある。
「普通に受けるであろう幸福、過ごすであろう生活」は不確かなもの。そうでない世界も存在する。

認識の次の段階、相互理解と共存。
地球人と異星人の異なる生態。読者側の最初の感覚では、それはまるで悲恋のような。でも、そうではない。
異星人にとってはそれが当然で、受け入れている。
その側にいる地球人も、彼らの意志を尊重し、受け入れる。
その前向きさ、力強さに、大げさだけど、「人々がお互いをわかり合おうとする理想の世界」が描かれているような気がした。その姿は尊く美しく感じる。


「わかりあう」という1対1の恋愛の姿が、そのまま大きな意味での相互理解に繋がっていくようなスケール。
清潔感のある端正な絵柄もあわせて、爽やかな空気を感じられる短編集。

2009年ベスト漫画3

何故3かというと、それ以下は混戦すぎて自分の中でも順位をつけられないから。

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
(2009/04/28)
こうの 史代

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1位はこれしかない、これだけは最初から浮かんでた。
あまり「ヒロシマ」という言葉でこの作品を語りたくない。
メッセージ性とか、道徳くささとか、そういう印象を持たれるような気がして。
違う、違うんだよ。

あの当時、あの場所の混乱、恐怖、悲劇、悲しみは確かにあった。
描かれるのはそれだけじゃない。
不変なものもある。
変わってしまうものもある。
失ったり、補ったりして、続いていく。

「強さ」とか「弱さ」とか、そういう言葉じゃ表わしきれない、「人間そのもの」を描いている、と感じる。

決して大げさに捉えすぎるべきではないが、それでも「すごい!」と叫ばずにはいられない。

「このマンガを読め」で1位。あまりにありがちすぎるチョイスだが、実際凄かったんだ。

ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
尾田 栄一郎

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「ワンピースが面白い。」
去年、1年中言われ続けた言葉。

今世界で最も売れてる漫画。大作。超人気作。傑作。
既に作品の評価としてこれ以上ないものを集めているであろう漫画が、「それ以上」のものを持ってきた。
詳しくは、「このマンガが凄い」の記事に。良い特集記事なのでこれ以上言うことがない。

まだ「中盤」らしいよ。これで。最期までついて行くさ。



百舌谷さん逆上する 3 (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する 3 (アフタヌーンKC)
(2009/07/23)
篠房 六郎

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色々選びたい漫画があって悩んだが、3巻のエピソード、綺麗に盛り上がって。存分に面白かったし、これから先も期待十分という事で。
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Author:ニセモンブラン
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